山 行 報 告 | |
2014/7/24〜25 南ア・北岳 | メンバ:根来、池勝(OB) 記録:根来 |
【コースタイム】
24日(木)
広河原8:25…第一ベンチ9:35…第二ベンチ10:08…白根御池小屋11:50
25日(金)
白根御池小屋6:05…6:35二俣6:45…草すべり分岐8:35…9:40肩の小屋9:50…10:35北岳頂上11:00…草すべり分岐12:15…13:25白根御池小屋
26日(土)
白根御池小屋7:45…第一ベンチ8:56…広河原9:55
【記 録】
24日(木)
芦安から広河原のルートは崖崩れで通行不可のため、奈良田からの入山となる。
奈良田駐車場で仮眠し、5:30発のバスはあるが今日は御池小屋までなので、混雑を避け7:30発の広河原行きバスの乗る。
吊橋を渡り広河原山荘横の緩やかな登山道をのぼり、やや急な登り道になり、更に急な登り道をゆっくりと登り、なだらかな道になると、暫くで白根御池小屋に着く。
御池小屋は新しくて素晴らしく立派である。小屋前の広場に鉄枠で囲ってあるミヤマハナシノブが咲いていた。キタダケソウの次に見たかった花なので感激。皆が踏み荒らしてしまうので囲ってあるとの事。
テントを張ってしまうとすることがない。相方は酒類を原則禁止されているので、飲んだくれることもなく、池の周りを散策したり、ベンチで昼寝をしたりダラダラ時間を過ごす。何もしない時間も必要かもしれない。
25日(金)
小屋やテント泊りの人達が出かけ終わった頃を見計らって出発。
草すべりを行く人が多いので、二俣経由右俣コースで頂上を目指す。二俣には仮設トイレが設置されていた。
ミヤマハナシノブも沢山咲いておりバットレスも眼前に屹立しておりこちらのルートを選んで正解である。右俣ルートはゴロ石も少なく主に樹林帯の中なので歩きやすい。
草すべり付近からは森林限界を越えているため、日陰がなくなり暑い。小太郎尾根分岐を過ぎ1時間位で肩の小屋に着く。キタダケソウは小屋直下のテント場に下る左側に囲いの中に咲いていた。
小屋の人が雪をかぶせて開花時期を調整したそうな。通常であれば開花時期はとうに過ぎている。
ミヤマダイコンソウやキバナシャクナゲ、オヤマノエンドウ、などいろんな花の写真を撮りながら頂上に向う。途中、名前が判らないがちょっと気になる花があったので写真を撮り、帰って調べてみると、シコタンソウであった。色丹島で見つかったためこの名前になっているが本州中部以北の高山にも咲いているとの事。
帰路は草すべりコースをとるが、ゴロ石が多くて歩きづらく更に急な下り道で大変であった。
26日(土)
今日は下るだけなのでノンビリと出発。土曜日なので登る人が多く待ち時間が多い。
広河原10:15発のバスに乗り奈良田で温泉に入る予定でいたが、混雑しそうなので更に下った温泉に入る事にする。
入ったのは西山温泉「湯島の湯」で入浴料は550円。洗い場はあるがシャワーはない。樋状の長い桶から汲みだして頭と体を洗う。浴槽は露天の2ヶ所のみ。ほぼ貸切状態で入浴できた。
湯島の湯は鄙びた感じのなかなかに良い入浴施設である。奈良田方面に行かれた場合は立ち寄ってみてください。源泉掛け流しのお勧めの温泉です。